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2018/09/09

岩佐美咲ベスト・セレクション by としま updated 2018.9

上のこの岩佐美咲マイ・ベストが2017年の8月作成か。その時点までに発売されている美咲の CD 収録曲を使ってつくったのだが、その後またどんどんシングルが発売されているので、使用可能な曲が増えた。なかにはかなりすごいものがあるんだよね。いや、どれもいつも、美咲はぜんぶいいんだけど、傑出しているときはハンパじゃないすばらしさを聴かせる歌手なんだよね。

だから美咲マイ・ベストも一年に一回程度、ヴァージョン・アップしないといけない。そんなわけで今日書いてみることにした。自分の iTunes 内には、こないだ八月八日発売のシングル「佐渡の鬼太鼓」特別盤三枚を聴いてすぐにつくってあった。なんども楽しんで、これで OK と自分なりゴー・サインを出したのだ。えっ?こないだヴァーチャルなセカンド・アルバムっていうのを書いたばかりじゃないかって?そ〜なんです、ぼくは美咲にゾッコンなんです、こんなもんです。だからいやなかたは無視してください。

以下、その岩佐美咲ベスト・セレクション ver.2 (2018.8)の曲目一覧。どのアルバムやシングルに収録されているか、というのは、今日は省略する。

1. 無人駅
2. もしも私が空に住んでいたら
3. 鞆の浦慕情
4. 初酒
5. ごめんね東京
6. 鯖街道
7. 佐渡の鬼太鼓
8. 北の螢
9. なみだの桟橋
10. 石狩挽歌
11. 風の盆恋歌
12. 旅愁
13. つぐない
14. 空港
15. 手紙
16. ブルーライト・ヨコハマ
17. 20歳のめぐり逢い
18. 涙そうそう(アコースティック・バージョン)
19. なごり雪(アコースティック・バージョン)
20. 糸(ライヴ)

やはりオリジナル楽曲は最初にぜんぶ並べておかないと。その後8曲目から下のカヴァー・ソング・コーナーを、セレクション ver.1とはかなり変えた(つもり)。8「北の螢」〜11「風の盆恋歌」は、ど演歌パートみたいなものとして選曲した。最新曲「佐渡の鬼太鼓」の路線にあわせたつもり。特に「風の盆恋歌」が、いままでなんどもなんども書いてきているが、ヤバすぎる。こんなドロドロした情念演歌を、こんな可愛いキュートな声質でサラッと、しかし同時に濃いめの情緒も、しかしあっさりと漂わせながら、歌いこなすなんて…。

13「つぐない」、14「空港」とテレサ・テン・パート以後からラストまでがライト・ポップス路線で、そのブリッジ役として12に「旅愁」(西崎みどり)を置いた。8月11日付の記事では「手紙」と「風の盆恋歌」にフォーカスしたので触れなかったが、「旅愁」も見事なできばえなのだ。まぁ曲そのものとアレンジがいいってことなんだけど、それを最大限に表現できるのが美咲の資質だ。

「旅愁」という曲は、ちょうど濃厚演歌とライト・ポップスの中間的な色合いのものだと思うんだよね。テレサ・テンのレパートリーもそんなフィーリングだけど、まあだから今日のセレクション12〜14でちょうどいい感じに聴こえるんじゃない?続く由紀さおりとかいしだあゆみとか、フォーク・ミュージック的なものなどへの橋渡しとしても。そしてもちろん、それらはそれらじたいがすばらしい。

「旅愁」「空港」「手紙」の美咲ヴァージョンは今年になって発売されたものだけど、それに混ぜて「つぐない」「ブルーライト・ヨコハマ」(『リクエスト・カバーズ』、2013)を置いてもそんなに遜色ないんだということも発見した。うんまあ正直に言っちゃえば、やっぱり美咲はかなり成長して大人になってきているんだけど、資質の芯の部分は変化していないんだと思う。それが深化しているってこと。

セレクション17「20歳のめぐり逢い」〜19「なごり雪(アコースティック・バージョン)」までは、なにがあっても外せない。なにかがヴァージョン・アップしても本質の根っこのところは消えないでしょ。「20歳のめぐり逢い」は、美咲のカヴァー楽曲を聴いていて、2017年2月に最初にオオッ!となったものだし、「涙そうそう(アコースティック・バージョン)」は、これで部屋のなかでボロ泣きしてしまったものだ。それで美咲のことを忘れられなくなっちゃったんだからさ。それら、大感動だった。ぼくにとっては美咲の本質みたいなもの。

それらの本質は、セレクションがヴァージョン・アップしても入ると同時に、今回の新ヴァージョンでのアップデイトの目玉が、ラストの「糸(ライヴ)」だ。どんなヴァージョン・アップにも売りがあるでしょ。今回の美咲新セレクションでは、「風の盆恋歌」「空港」「手紙」などとあわせ、この「糸」(中島みゆき)のライヴ・ヴァージョンをこそ、聴いてほしい。岩佐美咲史上最高屈指のワン・トラックとして、前回のセレクション以後に発売されたもののなかでの最高の宝石だ。

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