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2019/03/06

その(1):ウード&パーカッションだけみたいな地味インストがかなり好き 〜『ワスラ』

以前、サビルのことを書いたでしょ。
ああいった地味ぃ〜っなウード(+パーカッション)・インストルメンタルな音楽が、あんがい大好物なんですよ。どこいらへんからこの嗜好が来ているのか、自分でもちょっとわからないが、CD(でも配信でも)を流し聴きしているだけで気分いいもん。しかも緊張感がとれてリラックスできる。だから自室のなかでいい BGM になる。BGM なんていうとバカにするような音楽好きシリアス一直線がいらっしゃるでしょうが、悪いことじゃないんですよ〜、イージー・リスニング側面っていうのはさ〜。

『ワスラ』(Wasla)のばあいは、ウードとレクの二重奏でやるエジプト古典音楽の組曲。本当にこのふたりだけでアルバム全編をやっていて、いっさいの装飾がない。だから、たぶんこれ、聴くひとによってはとてつもなく単調で退屈な音楽に聴こえるに違いない。ところがぼくの耳にはヴァリエイションとニュアンスに富んだ豊穣な音楽に思えるんだ。ホント大好き。

『ワスラ』という、もとの組曲がどんなものだったのか、ぼくはちっとも知らない。フランス語、英語、アラビア語の三ヶ国語で書かれたブックレットを実はまだ一度も読んでいない。だぁ〜ってね、音を鳴らしはじめたら、そのあまりの快感とくつろぎに、ただひたすら身をゆだねたくなって、実際、いままでなんども聴いているが、ただひたすらこの音楽を耳に入れているだけなんだ。これがなんであるか、いまは関係ない。知る気もないし、重要だとも思わない。音楽が、ただ、気持ちいい。それだけ。

『ワスラ』のばあい、今年1月27日に渋谷エル・スールに出かけていって、店内の CD 棚を物色し、このジャケットはいいな、たぶんこれ、ウード・インストルメンタルみたいなやつなんでしょ?どんな感じですか?と原田さんに尋ね、じゃあちょっと…、と聴かせてもらっての、ハイ購入!だったのだ。我ながらまだまだ直感は利くなあとひとりごち。

その際、原田さんに、最近この手のやつではこれがよかったですよ、と指し示していただいたのがサビルだったので〜す。そしてさらにもう一枚、同じ日に同傾向のインストルメンタル・アルバムをお店で見つけて買った。これも自宅で聴いたら極上の一枚だったので、明日、書くことにしよう。

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