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2019/08/22

岩佐美咲ベスト・セレクション、2019夏

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1 無人駅
2 もしも私が空に住んでいたら
3 鞆の浦慕情
4 初酒
5 ごめんね東京
6 鯖街道
7 佐渡の鬼太鼓
8 恋の終わり三軒茶屋
9 越冬つばめ
10 北の螢
11 なみだの桟橋
12 石狩挽歌
13 風の盆恋歌
14 旅愁
15 遣らずの雨
16 空港
17 別れの予感
18 手紙
19 恋の奴隷
20 お久しぶりね
21 飛んでイスタンブール
22 20歳のめぐり逢い
23 涙そうそう(アコースティック・バージョン)
24 なごり雪(アコースティック・バージョン)
25 糸 [Live]

 

毎年これを書いていますが、今年も。これがぼく的わさみん(岩佐美咲ちゃん)2019年夏ベストです。今年の新曲「恋の終わり三軒茶屋」と、それのカップリングで七曲のカヴァー・ソングが発売されましたので、使える曲が増えました。わさみんベスト・セレクションも毎年アップデートしないといけませんよね。

 

オリジナル曲八つはもちろんぜんぶ冒頭に並べました。初期の曲は、たとえば「無人駅」でも「もし空」でも「初酒」でも、歌唱イベント現場でどんどん聴いているのと比較すれば、最近のわさみんの成長ぶりがとてもよくわかりますが、裏返して正直に言えば、CD で聴けるこのへんの曲の最初期ヴァージョンはまだ歌が幼くて、いま聴くと物足りない感じがします。現場でなくとも DVD などで、グンと成長した近年のヴァージョンは確認できます。

 

6「鯖街道」あたりからはそんなことも消えて、いま聴いても不足ない充実ぶりをわさみんも聴かせてくれていると思うんですね。オリジナル・ソングのパートでぼくがいちばん実感しているのは、「佐渡の鬼太鼓」だけがやっぱりやや異質だなということです。これほどまでの激烈ハード演歌は、わさみんの歌うなかにほかにはありません。そのせいか、この2018年楽曲は、ソロ・コンサートを除き2019年になってからのイベント現場ではたぶん一度も歌っていませんよね。

 

9曲目以後のカヴァー・ソング・パートでは、やはりここ二、三年に発売されたものが中心になっていますが、当然のことでしょう。わさみんがグンと大きく成長して、カヴァー・ソングでも大人の艶や色を出せるようになっていますからね。「風の盆恋歌」「旅愁」「遣らずの雨」あたりはなんど聴いてもグッと胸に迫ってくるし、こういった曲をここまで歌える歌手は、いまの日本に数えるほどしかいないだろうと思います、本当に。

 

テレサ・テンさんの二曲をフックにして、ちょっとしたライト・タッチ歌謡曲に移行したような曲の並びになっていますが、それはもちろん意識してそうしました。わさみんが最もチャーミングに聴こえる本来の資質は、演歌と歌謡曲の中間あたりにあるだろうなと思うからなんですね。実際、そういった曲をわさみんはたくさんカヴァーしていますし、なにより今年の新曲「恋の終わり三軒茶屋」がそんな路線じゃないですか。

 

そこらへんではリズムの軽快なハネというのもひとつのテーマになっていて、「手紙」「恋の奴隷」「お久しぶりね」「飛んでイスタンブール」はそんなビート感も大きな特色です。わさみんのヴォーカルのノリも見事ですよね。聴いていて気分ウキウキ、心がはずみます。どれもこれも古い歌謡曲ですが、日本のポップ・ソングがいちばん魅力的だった時期がそのへんなんですから。

 

名歌唱「20歳のめぐり逢い」をきっかけに、わさみん自身のアクースティック・ギター弾き語りコーナー三曲でこのセレクションを終えているのは、毎回通例です。いやあ、どう聴いてもこのへんはマジすんばらしいですね。特にラストの「糸」は超絶品すぎるんじゃないでしょうか。なんど聴いても泣けるんですというわさ民(岩佐美咲ファン)さんがいらっしゃるのも当然かと思いますね。

 

(written 2019.8.14)

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