ジャケット 9
お気に入りの音楽アルバム・ジャケット。たくさんあってキリないんだけど、思いつくところを九枚ちゃちゃっと並べてみた。ある一定傾向が見えるかも?見えないかも?テンじゃなく九枚にしておかないと、画像をタイル状にして正方形に組み合わせられないから。並びに意味はない。中身の音楽は、もちろんいいものばかり。そうじゃなくちゃ選ばない。
上掲画像左上から順に
トミー・フラナガン『オーヴァーシーズ』
ローリング・ストーンズ『エクサイル・オン・メイン・ストリート』
プリンス『パレード』
ティナリウェン『アマサクル』
『イリニウ・ジ・アルメイダ・イ・オ・オフィクレイド、100 アノス・ジポイス』
『ヒバ・タワジ 30』
岩佐美咲『鯖街道』
『ロンギング・フォー・ザ・パスト』
キング・サニー・アデ『シンクロ・システム』
トミー・フラナガンの『オーヴァーシーズ』は、ジャズ好きになってわりと長い時期、そう、いまでもかな、こういったタイポグラフィ・ジャケがかなり好きだったその最初のとっかかりの一枚だった。overseas にひっかけて c の文字をたくさん並べてある。高校生のころに買った。
ストーンズの『メイン・ストリート』。このジャケットには大きな意味があるんだけど、説明するのは面倒だから省略しちゃえ。中身の音楽をとてもよく表現している。プリンスの『パレード』は音楽も最高だけど、ジャケット・デザインも彼のアルバム中いちばんいいかも。ダブル・ジャケットを開くと一枚の写真になる仕様だった。ティナリウェンの『アマサクル』は(いわゆる)砂漠のブルーズにとってブレイクスルーだったね。
ショーロのイリニウ曲集とか、ヒバ・タワジとか、かなり最近の作品だけど、ジャケットも抜群にきれいだよね。リリース当時、ヒバの美貌に見惚れていたぼくだけど、イリニウ曲集のほうが、ジャケも中身も、実はもっと好きだ。写っている管楽器、見慣れないなあ〜って思いません?
美咲の『鯖街道』だけがアルバムじゃなくてシングル CD。いまのシングルは五曲くらい入っているよね。『鯖街道』もそう。そして歌もいいんだが、このジャケットに写るかわいらしさといったらない。伝え聞く話によれば、どうやら美咲本人もお気に入りの一枚なんだそうで、「最高に盛れてる」だとか。いやいや、とんでもない、ふだんからこんな感じの女性です。
東南アジア SP 音源集の『ロンギング・フォー・ザ・パスト』のジャケがなぜだかとてもお気に入りのぼく。レトロな感じがするからかなあ。中身もリリース当時から愛聴しているんで、そのうちこれについても書くつもり。『オピカ・ペンデ』より好きなんだよ、実は。
サニー・アデの『シンクロ・システム』だけ、現在持っていない。そりゃそうだよ、このオリジナル・ジャケでは CD 復刻されていないもん。さらにどのジャケのも廃盤のまま。配信もされていないし、アイランドはこの大音楽家のことをどう思っているのだろう??ぜひオリジナル・ジャケでリイシューしてほしいという願望と要求を込めて、ここに載せたい。
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