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2019/05/06

泣きたいほどの淋しさだ

Fullsizeoutput_1e48 https://open.spotify.com/user/21qp3vk3o45zy3ulmo4rgpd3a/playlist/07NylV08v16m8vsrAl3uLH?si=Rn0fY2rOTWOJjmrIwnXhLQ

 

Hear that lonesome whippoorwill
He sounds too blue to fly
The midnight train is whining low
I'm so lonesome I could cry

Did you ever see a robin weep
When leaves begin to die?
Like me, he's lost the will to live
I'm so lonesome I could cry

The silence of a falling star
Lights up a purple sky
And as I wonder where you are
I'm so lonesome I could cry

 

ひとりぼっちである、とても淋しい、ということに自分で気づいたのはいつごろだっただろう、ともかくいまはそうだとわかっている。ハンク・ウィリアムズやエルヴィス・プレスリーが歌うロンサムとは、そのまま死のイメージに隣接しているけれど、ぼくのばあいはそうじゃない。ただただ、孤独である、人生に自分ひとりしかいないという、とても強い実感があるだけだ。それは淋しいことなのか。うん、そうでもないような気がちょっとするけれど、ときどき、たまらない気分になってしまうこともあるんだ。

 

ともあれ、ぼくはひとりだ。だれもいない、なにもない。ただ音楽だけを友としパートナーとしてずっと生きてきたし、今後もずっとそうしていくだろう。ふだんはそれで楽しくやっているから心配いらないんだけど、ま、やっぱりたまには泣きたい気分のときだってあるんだ。自分の人生、結局ぼくひとりだけだったなあって思うとさ。今後もずっとひとりなんだと思うときはさ。

 

ハンク・ウィリアムズやエルヴィスのヴァージョンが死のイメージに直結しているといっても、表面的にはそれを感じさせないおやだやかさだよね。のんびりのどかなカントリー・ソングで、でもだからこそ一層この男性主人公の孤独感が極まってしまうという、そんな歌だ。ハンクはどうしてこんな歌を書いたんだろう?ハンクが書いて歌わなかったら、エルヴィスも「私の知っているなかで最もかなしい歌だ」と言ってやらなかったと思うしねえ。

 

ハンクのやエルヴィスのヴァージョンは、人生の、人間の、現実というか本質をえぐりだして、しかしナマナマしくないおだやかさで、それはリアリティの持つ柔和さということだと思うけどそんな衣にくるんで、生と死の本質をぼくたちに聴かせてくれているよね。そんな歌を聴いて、そうだよなあと思いながら、ぼくも自分の孤独を味方につけるべくロンリネスとつきあっていこう。そう、泣きたいほどに淋しいけれどね。

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