« これがサリフの到達点だった 〜『ムベンバ』 | トップページ | 家具調ステレオ・セットの時代 »

2019/05/31

タラフ・ドゥ・ハイドゥークスをちょっとだけ

515jib2xjpl_sy400_https://open.spotify.com/album/79UAXRPpn0omj7tmcoO7JW?si=NsUCoJohR2mwnhlmGpeXGw

 

はじめて買ったタラフ・ドゥ・ハイドゥークスの CD がこの『バンド・オヴ・ジプシーズ』(2001)。どこかのお店で見て、ジャケットの雰囲気がとても気に入ったからだった。ジプシーズとあるので、東欧のどこかのバンドなのかなとボンヤリ想像した。ジャケットもそんな感じだしね。持って帰って、聴いて、すごい!とビックリし、この集団のアルバムを集めはじめたのだった。

 

ところで『バンド・オヴ・ジプシーズ』はタラフ・ドゥ・ハイドゥークスのアルバムのなかでいまでもいちばん好きだけど、最初に聴いて思ったのは、渋さ知らズみたいだなということだった。これはもちろん順序が逆で、渋さが東欧のジプシー・ミュージックを参照しているわけだけど、ぼくのばあい本格的には渋さのほうを先に聴いていたからなあ。でもそんなことでタラフ・ドゥ・ハイドゥークスについてはわりととっつきやすかった。渋さの不破大輔は間違いなくこういったジプシー・ミュージックをとりいれているよね。

 

ライヴ録音集の『バンド・オヴ・ジプシーズ』だと、テンポの速いビートの効いた数曲が大好きで、これはいまでもそう。なんだか幻惑的で、めくるめくようにマジカルでもある。しかも(ここは渋さも参照したかもだけど)合奏はすべてユニゾンだ。いやあ、聴いていてかなりの快感だよなあ、たとえば4、6曲目とか。2、13曲目もそうか。

 

それらアップ・テンポの速い曲を聴くとわかるけど、リズムはかなり複雑だよね。変拍子の連続で、しかもそれを一糸乱れず演奏する。聴いているこっちはクラクラめまいがしそう。圧倒されちゃう。それがぼくにとってのタラフ・ドゥ・ハイドゥークスを聴く快感なんだよね。スウィング感、ドライヴ感がものすごいってこと。

 

そんなところが、『バンド・オヴ・ジプシーズ』をいま聴いても変わらず感じるこのタラフ・ドゥ・ハイドゥークスのぼくにとっての魅力で、その変拍子をビシバシきめながら全員が高速で突っ走るところに胸踊る気がするから、そうでもないテンポのゆるい曲は実はぼくにはイマイチだったりする。でも、本当はそういったゆったりめの曲にある哀感なんかもちゃんと聴かなくちゃいけないんだよねえ。

 

またそのうちほかのアルバムもふくめ、じっくり聴きかえしてみようっと。次に聴くのは秋だな。

« これがサリフの到達点だった 〜『ムベンバ』 | トップページ | 家具調ステレオ・セットの時代 »

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« これがサリフの到達点だった 〜『ムベンバ』 | トップページ | 家具調ステレオ・セットの時代 »

フォト
2019年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ