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2019/10/21

アンジー・ストーンに癒されて(1)

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https://open.spotify.com/album/6KhoIz4SDYW5zEnl0O9bRB?si=z3n7GbzCSS2SI2Q5h2gcuw

 

bunboni さんのブログで知りました。
https://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2019-09-12

 

ぜんぜん存在に気づいてもいなかったレイディ・ソウル・シンガー、アンジー・ストーン。いやあ、実にいいですねえ。こんなにいい歌手がいたんだなあ。最新作の『フル・サークル』(2019)を聴いてみたら一発でハマっちゃって、過去作もざっと聴きましたが、すばらしいのひとことです。今日は『フル・サークル』のことだけ。

 

アンジー・ストーンって、いままでなにも知らなかったからわかりませんけど、けっこうクラシカルなソウル・シンガーなんですかね。アルバムを聴いているとそんな気がします。近年のヒップ・ホップ R&B シンガーみたいな感じは薄いです。でもしっかりした土台があって、その上で間違いない歌を聴かせてくれていますよね。

 

最新作『フル・サークル』のばあい、ぼくはまず2曲目の「セイム・ナンバー」で KO されちゃいました。このテンポのいいアップ・ビート・ジャンパー、気持ちいいったらありゃしません。バック・トラックのつくりかたも完璧だし、歌うアンジーのリズムへのノリも文句なし。いやあ、こんな気持ちいいソウル・ナンバーはなかなかないですよ。快感というしかないです。

 

アルバムのぜんぶの曲が「セイム・ナンバー」だったらいいのに、と思うほどなんですけど、ちょっと書いておくと、アンジーのこのアルバムをはじめて聴いたとき、ぼくはちょっと個人的に落ち込むことがあって気分が暗く憂鬱だったんですね。ところがこの「セイム・ナンバー」ですっかり癒されて元気になっちゃったんです。ぼくを癒し救ってくれたのがアンジーの歌う「セイム・ナンバー」だったんですよね。

 

しかしアルバムではこの手のアップ・ビート・ナンバーはこれだけ。ほかはもっと重心の低いミドル・グルーヴァーですね。でもそれらも完璧に見事です。1曲目「パーフェクト」から、まるでブラック・コーヒーを飲んでいるかのような味わいのアンジーのヴォーカルは絶好調。3曲目「ダイナソー」もすばらしい。この3曲目はアルバムのなかでも目立ってできがいいかもしれないです。

 

続く4曲目「ゴナ・ハフ・トゥ・ビー・ユー」ではジャハイムとのデュオ歌唱で。ちょっとスティーヴィ・ワンダーが書きそうな曲ですね。特に曲終盤でファズの効いたエレキ・ギターが粘っこいソロを弾きながら終わるっていう展開もなかなかグッド・アイデアで胸に迫ります。

 

アルバム全体ではホント落ち着いた曲調のものばかりなんですけど、それでも終盤の9曲目「ワイル・ウィ・スティル・キャン」、10「レット・ミー・ノウ」ではややラフなサウンド・タッチをわざと施して、ドラマティックにもりあがる感じがありますね。この二曲が、個人的にはこのアルバムで「セイム・ナンバー」の次に好きです。

 

(written 2019.9.16)

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