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2019/10/22

アンジー・ストーンが心地いい(2)〜『ドリーム』

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https://open.spotify.com/album/2hDF82eJV1l8SQ75qC7U0G?si=8ZgjzztOST2jdFEqfTN4hw

 

アンジー・ストーンの過去作をざっと聴いてみて、いちばんピンと来たのが2015年の『ドリーム』です。まずなんたって出だし1曲目がいいですよ。ビートの効いたアップ・テンポの「ダラー・ビル」。大好き。トラック・メイキングも見事だし、それにこういったソウル・ジャンパーに乗るときのアンジーの声の出しかた、置きかたがすごく好きなんですよね。いいノリじゃないでしょうか。

 

もうこんな「ダラー・ビル」だけでじゅうぶん好きになってしまうアルバムなんですが、その後はやっぱりどっちかというとしっとりめのバラード系のもののほうが中心ですかね。2曲目はデイヴ・ホリスターをゲストに迎えてやるヘヴィなナンバー。ひきずるようなビート感が特色ですね。デイヴが目立っていますが、こういった重たい曲想のものでもアンジーの発声は見事です。

 

3曲目「クローズ・ドント・メイク・ア・マン」は、たぶんこれ、モーニング娘。の「LOVE マシーン」を…、じゃなくてバナナラマの「ヴィーナス」(ショッキング・ブルーのかもしれないけど)のリフをサンプリングして使っていますよね。けっこう派手なワン・ナンバー。ちょっとケバケバしい感じもしますが、派手なソウル・ジャンパーを歌うときのアンジーの発声が大のお気に入りで心地いいぼくには楽しい。

 

その後、4「マグネット」、5「ドリーム」と続くしっとり美しめのバラード・セクションがこのアルバムのハイライトなんでしょう。実際、すばらしい。2019年最新作をふくめ何枚かアンジーのアルバムを聴いていると、こういったおとなしめのしっとりきれいなバラードを歌うのが本領のひとなんですかね。なんだかそんな気がします。表現力があるし、立派に聴かせるできにしあがっていて、アルバム『ドリーム』でも文句なしです。

 

アルバムではその後もどっちかというと落ち着いた曲想のものが続いていますが、9曲目の「シンク・イット・オーヴァー」はバラードでありながらややドラマティックなフィーリングも持ったスケールの大きな曲ですね。淡々としたなかにもりあげるアンジーのヴォーカル・パフォーマンスもすばらしいものです。トラック・メイクも見事ですね。特にバック・コーラス。

 

切なく哀しい9曲目「フォーゲット・アバウト・ミー」を経て、アルバム・クローザーの10「ドント・ブレイク・ミー」はふたたびテンポのいいアップ・ビート・ナンバーで、大好き。やっぱりどうしてもこういったビートの効いた曲を歌うときのアンジーがいちばんのお気に入りなんですよねえ。『フル・サークル』の「セイム・ナンバー」で惚れちゃったせいですかねえ。

 

(written 2019.9.17)

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