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2019/10/29

ラテンなプリンス

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https://open.spotify.com/playlist/190KkanGDDJoSOGyyuape6?si=Nkh5znEKQmuTu88O-3xSjA

 

プリンスのラテンものについて、いますぐパッと思いつくものだけパパッと並べてみました。もちろんちゃんとその気でさがせばもっともっとあるはずですけれども、今日はとりあえずこのくらいで。もっとたくさんあったとぼくもなんとなく感じているし、実際軽いラテン・リズムのニュアンスがあるとかいうものなら、もう無数にといっていいほどあるんじゃないかと思います。アメリカ合衆国の音楽においてはラテン要素は最重要で不可欠なものですから。

 

さて、今日のプレイリスト。1曲目「シー・スポーク 2 ミー」、2曲目の「ウェン・ザ・ライツ・ゴー・ダウン」のラテン風味はちょっと薄めですよね。軽いラテン・ジャムとでも言った感じですか。でもこれら、ラテン・テイストがなかったらあまりおもしろく仕上がらなかった曲じゃないかと思うんですね。曲の魅力の重要な部分をこのほんのりラテン香が担っています。

 

3曲目と7曲目の「ジ・エヴァーラスティング・ラヴ」は同じ曲ですが、スタジオ・ヴァージョンかライヴ・ヴァージョンかの違いです。スタジオ録音のほうはまだまだちょっと物足りないですよね。それだけライヴのほうがすぐれているっていうか、なんですかねこの超絶濃厚なラテン・ソロまわしは。中盤の楽器ソロの部分が本当に鬼すごいと思います。その前後はどうってことないような。あ、でも前後も軽いラテン・ノリはありますね。このスタジオ版とライヴ版を比較してみてほしいと思って、前者もいちおう入れておきました。

 

『3121』からとった「チ・アモ・コラソン」。な〜んてきれいなのでしょう。本当に美しい必殺ラテン・バラードでしょう。個人的にはラテンなプリンスのなかでこれがいちばん好きですし、出来もすばらしいと思っています。ストリングスやホーンズのアレンジはクレア・フィッシャー。楽器は多くがプリンスのひとり多重録音です。

 

『3121』の末尾を飾っていた「ゲット・オン・ザ・ボート」。シーラ E がラテン・パーカッションで参加しているこれも大好き。強いビートの効いたラテン・ファンクとでもいったところでしょう。アルト・サックス・ソロはメイシオ・パーカー。強力ですね。ドラムスやパーカッション群も大活躍で、いやあ、これは楽しい。ラテン・ノリの痛快さを思い知る一曲です。

 

ライヴ音源パートに入って「ドロシー・パーカー」(ザ・バラッド・オヴ・ドロシー・パーカー)は、『ワン・ナイト・アローン...ライヴ!』の三枚目『ジ・アフターショウ』から。この曲、『サイン・オ・ザ・タイムズ』収録のオリジナルにはそんなに感じなかったラテン風香を、ライヴでは特に楽器ソロ部分で最大限にまで拡大・強調していますよね。たぶんコンガもピアノもプリンスが演奏しているんじゃないでしょうか。いやあ、この「ドロシー・パーカー」はヤバいですよ。ちょっぴりサルサふう?

 

本日最後は先にも触れたライヴの「エヴァーラスティング・ナウ」。いったん歌が終わって中盤で全員でリフを決めたあと、プリンスのギター、レナート・ネトのピアノ、グレッグ・ボイヤーのトロンボーン、キャンディ・ダルファーのアルト・サックス、ギター、アルトとソロまわしが続くその箇所が、と〜んでもなくかっとんでいるでしょ〜。さらに全員のソロが終わってのキメのリフのカッコよさといったら、も〜うしょんべんチビりそう〜〜。

 

(written 2019.9.29)

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