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2019/12/17

アラブ歌謡を歌うイスラエル人歌手 〜 ディクラ

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https://open.spotify.com/album/07ueGqxIoWBae75gO1KIgE?si=wF6kOi_-Rim8KJS5TRt_9g
(11、12曲目はリミックスの模様)

 

どうもこのディクラ(Dikla) というひとはイスラエルの歌手らしいんですが、やっているのはアラブ歌謡ですね。母がエジプト出身、父がイラク出身ということで、そんなルーツも関係あるのかないのか、でも最近イスラエルではアラブ音楽をやるのが流行っていうか、けっこうやっているひといますよね。そんな流れのなかにディクラもいるのかも。イスラエルでは人気の歌手なんだそう。

 

そんなディクラの2014年盤、Spotify ので見ると(一部の英語を除き)チンプンカンプンですが、ぼくがこのアルバムを発見したエル・スールのホーム・ページ情報によればライスから日本盤も出ているそうで、そのタイトルが『別れの予感』。エル・スールの HP には曲目の日本語題も掲載されています。ディクラが歌っているのはイスラエルということでヘブライ語のようで、一部は英語ですね。
http://elsurrecords.com/2019/11/11/dikla-if-we-should-part/

 

つまりなんだか別れの歌、愛の歌ばかりということみたいです。聴いてみると、たしかにそんな哀感が流れているように聴こえますが、しかしアラブ歌謡の世界によくある濃厚で強い情緒をグリグリと表現するという感じではないですね、このディクラは。もっとあっさりというか、ときにフォーキーさすら漂わせ、サラリと流すように歌っています。こういったスタイルの持ち主なんでしょうかね。

 

伴奏もアクースティック・ギターやあっさりめのエレキ・ギターがわりと使われていて、ちょっぴりアメリカンなロックっぽい雰囲気もあります。リズム・セクションも米英ポップスのそれ。その上にシンセサイザーなのか生演奏か、ストリングスも乗っかっています。伴奏陣のアレンジも決して濃すぎず、流れるようなシンプルさで(アラブ歌謡にありがちな)おおげささがないのがかえっていいです。

 

そしてディクラの濃くないあっさりヴォーカルが乗っているというわけです。ディクラはコブシもほとんどまわしませんし、ヴィブラートもつけませんし、声も揺れていません。アラブ歌謡という世界のなかでは珍しいんじゃないかと思わないでもないですけど、こういうひともいるんでしょう。ちょっぴりジャジーで、ときたまラテン・テイストも聴けますね。10曲目なんかはいかにもなオリエンタルなエキゾ風味で、ぼくは好きですね。

 

(written 2019.12.2)

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