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2019/12/20

オス・ノーヴォス・バイアーノスとの出会い

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https://open.spotify.com/album/5pIlMNPZh4D9iJSoCfMzGi?si=P_GHVXe6QoCudhewW7VUUA

 

オス・ノーヴォス・バイアーノス1972年の『Acabou Chorare』。これ、傑作ですよねえ。バイアーノスっていうくらいだからバイーア出身者で編成されたバンドかと思いきや、そうでもないみたいです。ブラジル各地から集まってきて、ヒッピー的なコミューンを形成していたんだそうですね。でもオス・ノーヴォス・バイアーノスについてはぼくはなにも知りません。Twitter をぶらついていて(だいたいいつもそうですけど)偶然このバンドとこのアルバムのことを知って、ちょっと聴いてみたらいいなと思っただけです。

 

アルバム『アカボウ・ショラーレ』では、どっちかというとアクースティック・サウンドのほうが多いですよね。なかには3曲目みたいにエレキ・ギターが派手に鳴るロック調のものもありますけど、例外的なように思えます。ほかの曲はほとんどアクースティック・ギターをサウンドの中心に据えたものばかりですから。

 

それで全体的にはかなり落ち着いていて、サンバ、ボサ・ノーヴァなどを基軸としながらも彼らにしかできない独自の MPB を生み出しているという感じでしょうか。アルバム中ぼくが特に気に入っているのがサンバっぽいリズムを部分的に活用した1曲目(でもサンバ楽曲じゃない)、これまた落ち着いたナイロン弦ギターの響きがいい2曲目(弾き語り?)、アルバム・タイトルになっている5曲目(ちょっぴりボサ・ノーヴァっぽいリズム?)。

 

さらにアルバム後半に来て、同語反復が楽しい8曲目(これはサンバだよね、間違いなく)、エレキ・ギターも使いやや派手なリズムがバイーアっぽいインストルメンタルな9曲目(アルバム全体はクールに落ち着いているので例外的かも、でもかなりおもしろい)、これまたバイーアっぽい跳ねるリズムのラスト10曲目(これもちょっぴりにぎやか)なども好きですね。

 

オス・ノーヴォス・バイアーノスというバンドが均質性をよしとしない雑種な集団だったように、アルバム『アカボウ・ショラーレ』も雑多な音楽で満たされていて、一個の焦点を結ばないっていうかひろがりのあるまぜこぜなところ、そのあたりもぼくはかなり気に入っています。

 

(written 2019.12.4)

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音楽」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。

少し前から、毎日ブログを楽しみにしてます。

オス・ノーヴォス・バイアーノス

最高です。

今まで知らなっかったことが、不覚に思うくらいでした。

ありがとうございます。

音楽の現代のたずさわりかたのコメントも同感してます。

音楽に対する今のたずさわりかたも、


ご愛読ありがとうございます。はげみになります。

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