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2020/03/07

音楽なんか「不要不急」だって??!

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https://digital.asahi.com/articles/ASN345KNDN33ULZU016.html

 

新型コロナ・ウィルスの感染拡大で音楽などエンタメ系イベントは自粛の嵐が続いておりますが、みなさんお元気でお過ごしでしょうか。ぼくはお芝居も落語会もなにも行かないし、もっぱら音楽ライヴだけに通っていますが、それがもうなにもかもなくなってしまい、ついこないだ3月2日には坂本冬美コンサート昼夜二回公演が岡山で開催されることになっていたのでチケット買って楽しみにしていたのがやっぱり延期になってしまいました。

 

わさみんこと岩佐美咲ちゃん関係も三月前半のライヴ・イベントは全滅状態。月下旬のイベント予定はまだ中止の告知がありませんが、このままでは時間の問題のような気がしないでもありません。3月24日に渋谷で開催される予定の Soggy Cheerios(鈴木惣一朗&直枝政広)のライヴ・コンサートもぼくはチケット買ってあるし、だから往復の航空機チケットとホテルも予約してありますが、これもどうなることやら心配でたまりません。

 

ともかく音楽イベントも自粛自粛、中止中止、延期延期の連続ですよね。とりやめにする歌手、音楽家、関係者のみなさんのつらいお気持ちはぼくなりに理解しているつもりです。そのひとたちに対しどうのこうのっていうのはないんです。開催場所になるはずだったところのみなさんのこともかわいそうだなと感じるばかりで。もちろん生活から潤いがなくなったぼくたちだってつらいですが、客になるこちらの健康と感染防止を考えてのことですから納得しています。

 

だからそういった部分じゃなくって、今回のコロナ騒ぎに関連してぼくが言いたいのは、日本政府やその関係者、またそれを支持している世間のみなさんが、音楽など(エンタメ系の)イベントなんかは「不要不急」のものなんだから、なくなってもどうってことないだろう、いまは自宅にこもってゆっくりしていればいいんだ、みたいなことをどんどん発信なさるその圧力に違和感があるなということなんです。

 

端的にいって音楽好き人間のことなんかなにも理解されていないと実感します。ぼくらにとって音楽イベントは「要で急」なものかもしれませんよ。音楽ライヴ(お芝居とか、その他同じ)とかやっている場合か!などとの声が大きくなっていますが、音楽ライヴ・イベントはぼくらにとって食事みたいなもんですから。必須の栄養源であり、享楽であり潤滑油で、ないと生きていけないようなものですよ。

 

もうね、「(音楽ライヴなど)やっている場合か!」などという同調圧力にはうんざりします。今回は人間同士の接触がまずい感染症が問題になっていますからしょうがないんですけど、それをきっかけに世間の、政府の、音楽などエンタメに対する無知無理解が一気に噴出しているぞと感じていて、音楽なんてそんな「余計なもの」「無駄なもの」、後回しでいいだろう、なくなったって生活になんの影響もないぞ、病気のほうがこわいんだからいまは中止だ中止、っていうような調子の大合唱になっているのがおそろしいと感じるんです。

 

「イベント・ライヴ、やったらディスる、やらなくてもディスられる」っていう状況だと山下達郎は言っていますが、世間のこの風潮にはもう息が詰まりそう。はっきり言ってぼくらには音楽が絶対必要です。音楽がなかったら生きていけないんです。もちろんイベント系がなくとも CD やら配信やらで自宅で音楽は聴けます。しかしそれだけじゃあつらいこともあるんですね。生現場で歌手や音楽家本人に会って、顔や姿を見て眺めつつ歌や演奏を聴いて、そのライヴ演唱で癒される満たされる、っていうことがあるんですよ。生歌生演奏にはヴァイブがあるんですよ。

 

コロナ・ウィルスの感染拡大を防ぐため音楽関係者、当事者たちが「自発的に」開催をとりやめるのはしょうがないと思います、というか納得できます。しかしふだん音楽なんか聴いていないであろうような世間一般のみなさんが音楽家や関係者を追い込んだり、聴きたい行きたいと思うぼくら音楽好きにやめろとプレッシャーをかけたりっていうのは本当にオカシイと思いますよ。官邸の出した自粛要請がこの傾向にいっそう拍車をかけていますが、自粛要請ってことは自発的に決めてくれという意味ですから、ライヴやイベントやってもいいんです、そう判断すれば。

 

もうホント二月末ごろ以来ぼくたち音楽好きの生活からは潤いがすっかり失われていて精神的にカスカスの状態になりつつあり、このまま放置するとヤバいかもしれませんよ。そりゃあ音楽が必須栄養素で水分・空気みたいなもんでもあるという人間からそれを(なかば無理やり、世間的な圧力で)奪っているわけですからね。息苦しい、呼吸ができないっていうようなそんな気分に近いです。強い渇きを感じます。音楽、そのライヴ・コンサートやイベントなどは決して「不要不急」なんかじゃありません。人生に絶対に必要なもので、しかも応急手当をしなくちゃならんばあいだってあるんです。

 

同じことをくりかえすようですが、今回の新型コロナ・ウィルス感染拡大じたいはだれの責任でもありませんし、落ち着くまでは拡大防止策をとっていかなくてはならないでしょう。だから一ヶ所に人間が大勢集合するような音楽系ライヴ・イベントが開催されなくてもしかたがありません。音楽好きのぼくたちだって感染はしたくないから予防します。現場へ行かない選択肢もありです。ですが、無関係の他者が、一般世間が、無理やりの同調圧力をかけて、音楽イベントなんかやめてしまえ!の大合唱になっているのは納得いかないですね。

 

あなたがたに音楽好きの、ライヴ通い好きの、気持ちなんかわかるもんですか。

 

(written 2020.3.5)

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