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2020/08/25

ストーンズは不良なんかじゃない

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(4 min read)

 

ザ・ローリング・ストーンズが不良連中であるというパブリック・イメージというか固定観念がいまだにはびこりついていて、ぼくなんかはもうウンザリです。ストーンズは音楽家でしょ、音楽家の評価というか印象はあくまでどんな音楽をやっているかで決めたらどうなんですか。ストーンズのみんなは1962年のデビュー以来、もう何年ですか、今2020年になってもいまだ現役なんですけど、ここまで継続してやれているのはかれらがマジメだからにほかなりません。ストーンズは決して不良なんかじゃありません。音楽についてはマジメ集団です。

 

ストーンズがどんな音楽を、どんな態度で、ずっとやってきたかを考えるとき、そしてどんな成果をあげてきたのかを考えるとき、彼らが一途にアメリカ黒人音楽を(もちろん白人カントリー・ミュージックをもなんですけど)真摯に追求してきて、熱心に、真剣に、それこそクソ真面目に、つまりまったく不良なんかではないやりかたで、みずからのロック・ミュージックのなかに活かしてきたことは明白じゃないですか。

 

それをなんですか、不良、不良って。それでストーンズの音楽のことについてなにか語った気になっているのなら大間違いですよ。ストーンズは不良じゃありません、真面目バンド、真面目連中ですよ。ぼくがこう言うのは音楽に関して、ということなんですけど、ストーンズは音楽家なんだから音楽に対してどういう姿勢で接してきたかで評価すべきでしょ。

 

ストーンズがここまで何十年間も現役第一線で活躍でき続けているのは、とりもなおせば彼らが真剣に音楽に取り組んできたからにほかならないんですよ。不良な態度でここまで続けられるわけないじゃないですか。それともストーンズが不良であるというイメージを執拗に持ち続けたいかたがたは、ストーンズのいったいどこを見て彼らが不良であると判断しているのでしょうか。たぶん音楽関連のことじゃないですよね。

 

音楽家に対して、音楽以外のことでなんだかんだ言うのはそれは意味があることなんですかね。音楽家はあくまで音楽のことだけでものを言われるべき存在じゃないんですか。音楽が真摯ならその音楽家がどんな私生活を送っていようとそのひとは真摯な音楽家だし、どんな聖人君子のような生活を送っていようとも生み出す音楽がだらしなかったら、そのときはじめてその音楽家は不良と呼ばれるべきなんですよ。

 

ひるがえってストーンズの音楽はどうですか。だらしない、情けない、つまらない音楽をやっていますか?逆でしょう。ストーンズの音楽はきわめてマトモで多くのひとたちを魅了する(されないひともいるかもだけど)すばらしいものじゃないですか。ストーンズの音楽を聴くとき、ぼくは彼らが音楽に対しとことん真摯な姿勢で取り組んできている、それも何十年も継続して真摯であり続けてきている、との気持ちを強く持ちます。

 

それが間違いないストーンズの(音楽)イメージなんですよ。彼らは(音楽に対し)きわめて誠実で真摯で真剣に真面目に取り組んできている、このことはみなさんおわかりなんでしょ?それなのにどうしてストーンズを「不良」のイメージで語るんですか?そろそろやめていただけませんか?ストーンズを不良と呼ぶのは、ある種のパブリック・イメージに沿っているかもしれないけど、彼らの(音楽の)実態からはかけ離れています。

 

(written 2020.7.5)

 

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