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2020/09/08

リー・モーガンのレコード・ジャケットはカッコいい

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(4 min read)

 

リー・モーガンのアルバム・ジャケットを適当に四つ選んで並べてみましたが、ほかにもたくさんあって、このジャズ・トランペッターのアルバムのジャケット・デザインってなんだかカッコいいのが多いと思いませんか。ただそれだけのことなんですけど、ヒップっていうかクールっていうか、リー・モーガンのやる音楽の中身とぴったり一致して本当にカッコいいですよね。

 

きょうはこれ以上なにも言うことがないんですけど、リーの音楽のほうはふつうのハード・バップから、「ザ・サイドワインダー」に代表されるジャズ・ロック調のファンキー・ナンバー、あるいはバラードまでさまざま。そういった中身をよく表しているジャケット・デザインじゃないでしょうか。

 

個人的にいちばん好きなリーのアルバム・ジャケットは『キャンディ』(1958)と『ザ・ランプローラー』(1965)、特に後者です。いまCDクレジットが確認できない状態ですからジャケット・デザイナーがわからないんですけど、写真はたぶんフランシス・ウルフでしょうかね。でもタイポグラフィはリード・マイルズですよね。だから『ザ・ランプローラー』のジャケットはリード・マイルズのデザインかもしれません。っていうかリード・マイルズがブルー・ノート・レーベルのメイン・デザイナーでしたでしょうか。

 

リー・モーガンにかぎったことじゃないんですけれども、1950年代と60年代のジャズのアルバム・ジャケットにおいて、ブルー・ノートがトップ・ランナーであったことは疑う余地がありません。ブルー・ノートはあらゆる面で最高のレコードをつくろうと献身的な努力を惜しまず、魅力的なジャケット写真と、それに付随する裏ジャケットのライナー・ノーツに至るまで、パッケージにおいても決して音楽の質に引けをとることはありませんでした。

 

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エリック・ドルフィー『アウト・トゥ・ランチ』(中身は好みじゃないけど、ジャケットは最高)、ジョー・ヘンダスン『イン・ン・アウト』、ジャッキー・マクリーン『イッツ・タイム!』、ラリー・ヤング『イントゥ・サムシン』、フレディ・ハバード『ハブ・トーンズ』などなど、瞬時に目を惹き、知らない作品であってもレコード・ショップ店頭で見かけたら初邂逅で思わず見入ってしまい、そのままレジに持っていきそうな、そんな魅力的なカヴァー・ジャケットがブルー・ノートには本当に多かったですよね(いまも?)。

 

そんななかでも、特にリー・モーガンの1950〜60年代のレコードは、ジャケット・デザインの秀逸さと、すぐれたデザインのアルバムばかりだという粒揃いの点で、群を抜いていたと思うんですね。実を言いますと、リーのアルバム・ジャケットでいちばん好きな(中身も好き)『ザ・ランプローラー』は、知らないでジャケットだけ見て一目惚れしちゃって、それで聴いてみたというものだったんですからね。

 

(written 2020.7.29)

 

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