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2021/06/08

リー・モーガン『ライヴ・アット・ザ・ライトハウス』完全版が出ます

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(3 min read)

 

https://www.instagram.com/p/CPvlsH-Bek-/

 

リー・モーガンの『ライヴ・アット・ザ・ライトハウス』。現行のものはCDだと三枚組で、Spotifyにあるのもそれですが、ブルー・ノート公式によれば、来る7月30日に完全版がリリースされることになりました。『ザ・コンプリート・ライヴ・アット・ザ・ライトハウス』。CD八枚組。LPなら12枚で、写真にあるのはそれですね。おそらくサブスクにも乗るでしょうから、ぼくはそれで聴くことにします。

 

リーの『ライヴ・アット・ザ・ライトハウス』は、もともと1971年にレコード二枚組で発売されたもの。96年にCD三枚組という規模に拡充・リイシューされたもので、現在はそのリイシュー・エディションが標準になっています。トータル約三時間。これがCDで八枚組ともなれば三倍近いわけですよねえ。

 

それだけの未発表音源がずっと眠ったままだったわけです。1970年、カリフォルニアはハーモサ・ビーチにあるライトハウスに、7月10日から12日にかけて三晩連続出演したリー・モーガン・クインテット(ベニー・モウピン、ハロルド・メイバーン、ジミー・メリット、ミッキー・ローカー)の演奏をとらえたもの。

 

その三日間すべてトータルで12セットのライヴ音源がフル・リイシューされることになったわけで、めでたいことこの上なしですね。この当時のリーの音楽は、やや従来的なハード・バップに軸足を残しながらも、同時に新時代のファンキーなジャズ・ロックへと向かいつつあった時期。その貴重な証言となることは間違いありません。

 

さらに、これは1970年のライヴ収録だったからなのかどうなのか、リーの『ライヴ・アット・ザ・ライトハウス』は音質がショボいことがかなりの難点でした。音量もなんだか小さいし、こりゃいったいなんなんだと長年思いながら聴き続けてきたわけです。音楽の中身そのものは上質ですから。

 

そんなわけで、七月末リリースのコンプリート・エディションでは音質面での向上も期待したいところ。今回、キャピトル・スタジオでオリジナルの1/2インチの4トラック・テープからミックスしなおしているとのこと。そこからCD用、LP用とそれぞれリマスタリングされているみたいですからね。

 

Spotifyなど配信に乗るのがどっちのサウンドなのかわかりませんが、いずれにしてもいままでのものよりは音質面での改善が望めるだろうと思いますから、心待ちにしています。いまいちクリアでないサウンドでいままで聴いていたリーのニュー・ミュージックがくっきり音質でよみがえれば、これ以上の喜びはありません。

 

(written 2021.6.6)

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