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2021/09/01

なんでもないサンバ・アルバムだけど 〜 ヌーノ・バストス

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(2 min read)

 

Nuno Bastos / Coração Em Desalinho - Os Sambas de Ratinho

https://open.spotify.com/album/1YX0gMhwpsN2od4rAHQTO7?si=VYtU1dCHTdmmA5TXvxGydA

 

ヌーノ・バストスはポルトガル生まれながら、サンバに恋して一途に追求、いまはブラジルに住んでいるんじゃないかと思いますが、現地のサンバ・コミュニティからも一目置かれる存在にまでなっているそう。

 

そんなヌーノの新作アルバム『Coração Em Desalinho - Os Sambas de Ratinho』(2020)は、やはり同様にポルトガル生まれながらサンバ作曲家としてブラジルで活躍したラチーニョのソングブックとなっています。

 

ヌーノのこともラチーニョの曲も初体験なぼくにはなんとも言えないところではあるんですが、このアルバム、なかなか楽しく仕上がっているんですよね。中身は王道のエスコーラ系ストレート・サンバで満たされていると言っていいと思います。気をてらったり特に工夫したりといった感じのない、なんでもないサンバ・ミュージックですけど、楽しいですよ。

 

一つには曲がいいっていうことがあるでしょう。ラチーニョ初体験ではありますが、いいサンバ・ソングライターだとわかります。このアルバムではアレグリア系の明るいサンバと、サウダージ系の短調サンバがとりまぜられていて、ヌーノはどちらも違和感なくこなしています。

 

とりたててなんの変哲もないあたりまえのサンバ・アルバム。ですけれど、ちょっとありきたりじゃない新味サンバにオオッ!と思ういっぽうで、こうした王道サンバ・アルバムはなんどでもくりかえし聴けて、緊張しないし、聴くたびにほっと安心できるし、結局のところこういうのが愛聴作となるんですよねえ。

 

(written 2021.5.13)

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