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2022/07/04

原田知世40周年記念アニバーサリー・ツアー2022をイマジナリーに楽しむ

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(3 min read)

 

原田知世40周年記念アニバーサリー・ツアー 2022 “fruitful days”
https://open.spotify.com/playlist/55zzzsJWZKzp3JGqptp6yP?si=ebc6712c29a44fd8

 

というのはぼくはそのコンサート行ってないわけです、金欠病で。大阪一回、名古屋一回、東京二回と去る六月に行われた原田知世のライヴ・ツアーは、デビュー40周年記念で今年三月の新作アルバム『fruitful days』リリースを記念したものでした。

 

ツアーが終わってしばらくしてこのプレイリストが公開されたというわけ。名古屋・東京公演でのセット・リストを再現した曲順で知世スタジオ・アルバム・ヴァージョンをそのまま並べたもの。現場に行かれたみなさんには追体験のよすがになるし、ぼくみたいに行っていない人間でもイマジナリーな楽しみかたができます。

 

カヴァー曲は少なくて、冒頭で歌われた『恋愛小説3』からの二曲だけ。あとは最初から知世のために用意されたオリジナル・ナンバーで構成されています。しかも九割以上伊藤ゴロー・プロデュース作より。そうじゃないのは2曲目「恋をしよう」だけトーレ・ヨハンソンが手がけた『Blue Orange』からのもの。

 

コンサートの内容もゴローがプロデュースしたに違いありませんが、アレンジとかはスタジオ・ヴァージョンと若干異なっていた可能性もあります。そもそも同じメンバー全員を使えないでしょうし、管や弦などは人数制限もあるはずですから、必然的にやや変わらざるをえないでしょう。

 

でもほぼ同じ知世 produced by 伊藤ゴローの世界がそこに展開されていたでしょう。行きたかったなあ。特に最新作『fruitful days』は傑作として、(いままでくりかえし言ってきたけど)このタッグによる最高作として、個人的にもたいへんなお気に入りとなっているので、そこからのレパートリーがいちばん多いというのはもう垂涎ですよ。

 

逆にというか、ふだんさほどには聴き込んでいないアルバムの曲もそこそこあって。言いにくいんですけどたとえば(このライヴに三曲ある)『ルール・ブルー』(2018)は個人的にそんな大好きでたまらないというほどでもありません。しかし収録曲「銀河絵日記」なんかは代表作としてその後もずっと歌われていますね。

 

ラストにおかれた知世のシグネチャー「時をかける少女」は2017年の『音楽と私』ヴァージョン。これが最新ということもあるし、知世&ゴローの現在地点を示すものということで、おそらく今回のライヴでもこれに則したアレンジで披露されたんでしょう。

 

それにしてもやっぱり中盤8〜10曲目あたりの『fruitful days』パートはなんかい聴いてもグッと来るものがあり、これをナマで聴けたらどんなによかったかと思わざるをえませんね。そのへんの具体的な感想は読んだことないですけど、会場の客席にすわっていたみなさんも似たような気分だったのでは。

 

(written 2022.7.3)

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