« 打ち込みでやっていても、打ち込みでつくりましたなデジタル感なしっていうのがレトロ・ポップ 〜 サラ・カン | トップページ | しんどいとき助けになる音楽(36)〜 カーティス・メイフィールド »

2023/10/23

しんどいとき助けになる音楽(35)〜 カウント・ベイシー&カンザス・シティ7

Screenshot-20230930-at-133002

(2 min read)

 

Count Basie and the Kansas City 7

https://open.spotify.com/album/38hVn63tek1lRKfkvZiZpk?si=Zqy0TJFqQ56b7r4MmmINDg

 

音のよい戦後録音でカウント・ベイシー・バンドの実力がとてもよくわかる『Count Basie and the Kansas City 7』(1962)は、むかしもいまもぼくの大推薦アルバム。しかもここでは少人数のコンボ編成でモダン。

 

ベイシー・バンドが編成を小さくしてやるときには戦前からカンザス・シティ6とか7とかの名前をよく使うんですよね。このアルバムのばあいは細かい部分までかなりしっかりアレンジされているなという印象があって、リズムのストップ&ゴーとかホーン・リフのフレーズや出入りなど、譜面なしでは不可能な内容。

 

アレンジを書いたのはフルートで参加しているフランク・ウェスでしょうね。細かくていねいに練り込まれていながらも、このカンザス・バンドのイキイキとしたスポンティニアスさをちっとも殺さずかえって引き立てるみごとなアレンジ手腕と思います。

 

ソロをとるメンバーのなかでは、特にベイシーのピアノが目立ちます。思わず「うまいなぁ〜」と声が出そうになるほどの闊達さで、といっても例によって音数はかなり少ないんですが、要所のみを確実に押さえていく様子はさすがとしか言いようがありません。

 

そのベイシーのピアノを中心とする4リズムのまるで生きもののような躍動感こそ本作の聴きどころ。フロントで吹かれるホーン・ソロはそんな特筆すべきできばえでもないように思いますが、リズム・セクションのピチピチしたみずみずしいスウィング感ですべてを納得させてしまうものがあります。

 

(written 2023.10.2)

« 打ち込みでやっていても、打ち込みでつくりましたなデジタル感なしっていうのがレトロ・ポップ 〜 サラ・カン | トップページ | しんどいとき助けになる音楽(36)〜 カーティス・メイフィールド »

しんどいとき助けになる音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 打ち込みでやっていても、打ち込みでつくりましたなデジタル感なしっていうのがレトロ・ポップ 〜 サラ・カン | トップページ | しんどいとき助けになる音楽(36)〜 カーティス・メイフィールド »

フォト
2024年2月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29    
無料ブログはココログ