« ダウナーなレトロ・ジャズ 〜 リッキー・リー・ジョーンズ | トップページ | しんどいとき助けになる音楽(35)〜 カウント・ベイシー&カンザス・シティ7 »

2023/10/22

打ち込みでやっていても、打ち込みでつくりましたなデジタル感なしっていうのがレトロ・ポップ 〜 サラ・カン

Screenshot-20231014-at-165536

(3 min read)

 

Sarah Kang / Hopeless Romantic

https://open.spotify.com/album/4T9XmSaKAXnEYyNn8ILJK2?si=j2gNUlaFSmGyeZyLythsOQ

 

お気に入りのレトロ歌手、サラ・カン。韓国出身でUSアメリカを舞台に活躍しています。そんなサラの今年出た『Hopeless Romantic, Pt.1』のことは以前書きましたが、パート1となっているし、本人のインスタでも first half って書いてあるしで、こりゃ来るフル・アルバムの前半部かもしれないなと。

https://hisashitoshima.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-31160e.html

 

そうしたら、やっぱりフル・アルバム『Hopeless Romantic』(2023)が10月6日にリリースされました。うれしい。前半部の五曲で聴けるレトロ・ポップぶりにすっかり骨抜きにされていたぼくは、フル・アルバム大歓迎。

 

後半部に五曲が追加され計10曲となりました。後半のそれら五曲も前半部とまったくムードは変わらず。はかない恋愛風景を甘く切ないジャジーなレトロ・ポップでつづる内容で、ビートはやはりDAWでつくっている模様。

 

そこにピアノやギターその他の演奏楽器がくわえられ、サラが自身の書いた歌をキュート&スウィートに乗せるといった感じ。このひとはただ書いて歌うだけでなく、演奏もアレンジも自分でやっているDIY派なんで、今回の後半部もそうやっているはず。

 

ただ折々にゲスト歌手は参加していて、いろどりを添えています。DAWビートやシンセサイザーもサラは自分でやっているわけですが、特色は生演奏楽器のようなオーガニックなサウンドに仕立て上げられているというところ。レトロ・ポップですからね、それが命です。

 

打ち込みでやっているにもかかわらず、打ち込みでつくりましたなデジタル感が絶対にないっていう、そのへんが一部のロックや、ハウス、ヒップ・ホップなどとの違いですね。

 

レトロ・ポップは懐古的なアナログ感が大切にされるようになった2020年代のファッションなんで、最新のサウンド・メイクでやってはいても、そこのフィーリングは絶対に失わないわけです。おわかりですか。

 

(written 2023.10.21)

« ダウナーなレトロ・ジャズ 〜 リッキー・リー・ジョーンズ | トップページ | しんどいとき助けになる音楽(35)〜 カウント・ベイシー&カンザス・シティ7 »

レトロ・ポップス」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« ダウナーなレトロ・ジャズ 〜 リッキー・リー・ジョーンズ | トップページ | しんどいとき助けになる音楽(35)〜 カウント・ベイシー&カンザス・シティ7 »

フォト
2024年2月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29    
無料ブログはココログ