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2023/12/13

レトロ・ブームな時代に映えるビリー・ジョエル『アン・イノセント・マン』の40周年

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(3 min read)

 

Billy Joel / An Innocent Man

https://open.spotify.com/album/3R3x4zIabsvpD3yxqLaUpc?si=r2H8PgzSSlaZvMN6rUFVIQ

 

今年夏ごろだったか、どれかの音楽メディアがビリー・ジョエル『アン・イノセント・マン』50周年であるというようなことを書いていて、あれっ?1983年の作品だから50じゃなくて40周年でしょ、と思いました。するとまもなくその記事は削除されましたけどね。

 

でも40周年であるには違いなく、アニヴァーサリー・イヤーであります。個人的にいちばん好きなビリー・ジョエルのアルバムでもあるしで、思い入れが強いんですよね。1950〜60年代のUSアメリカン・ポップス黄金時代へのノスタルジアがテーマになっています。

 

じっさいそういう曲ばかりで埋められているわけですが、ビリーの世代なら幼少時代に聴いて育った音楽だったということでしょうね。83年のアルバムですが、2020年代はレトロ・ブームでそのへんのアメリカン・ポップスが再興している時代ですから、40周年の23年に聴きなおす意義はあると思います。

 

ぼく的には2曲目までそうでもなく、3「ザ・ロンゲスト・タイム」からが大好きなパート。と思って見たら、これSpotifyで1億回以上再生されているじゃないですか。道理でねえ、さもありなん。楽しいドゥー・ワップですからね。

 

4「ディス・ナイト」も大好き。ってかこっちのほうがぼくの好みです。切ない歌詞にも共感できるし、それよりなによりこのきれいなメロディ・ラインですよ。メロディ・メイカーとしての本領発揮。といってもサビはベートーヴェン「月光」からの借用です(クレジットあり)。

 

全体では6「アップタウン・ガール」の人気が当時から高く、あのころMTVでくりかえし見た記憶がハッキリ残っています。いまSpotifyで見たら、なんと7億回以上の再生!Spotifyだけで7億回ですからねえ。いまでも聴かれているんですねえ。ぼくとしてはそうでもない曲ですが。

 

これよりもB面ならラスト二曲「リーヴ・ア・テンダー・モーメント・アローン」「キーピング・ザ・フェイス」がずっと好き。これは最高の二曲です。前者はトゥーツ・シールマンスのハーモニカをフィーチャーした美しいバラード、後者はクラーベ・リズムを活用したハネる楽しいラテン・ポップス。

 

(written 2023.12.13)

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コメント

世界最高峰のロック・ピアノマンの一人「ビリー・ジョエル」・・、「ピアノマン」(1973)でデビューして今年50年の節目を迎えましたね。1977年都会の孤独をかっこよく歌った5th盤「ストレンジャー」でついに世界的な大ブレイクを果たしました。主題曲は哀愁漂うセンチメンタルメロディの印象的口笛が静かに始まり、突然衝撃的なイントロで曲がスタートしアップテンポ曲に転調!一度聴いたら忘れられなくなる彼の最大代表曲ですが、この頃がやはり一番嵌っていた時代です。疾走感あるサウンド「ガラスのニューヨーク(you may be right)」 から疎遠になり、「イノセントマン」、「プレシャー」「ロンゲストタイム」「アップタウンガール」「ハートにファイア」とビリーが80年代を席巻していた頃は遠くから眺めていた感じです。

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