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2024/02/15

いかにも新世代らしい歌いかた 〜 おかゆウタ 3

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(3 min read)

 

おかゆ / おかゆウタ カバーソングス3

https://open.spotify.com/album/0rRwz8bwmu64Z24n3jNDLN?si=s3rZMzUzRDC-UblHWRZSzg

 

昨年暮れにリリースされたおかゆの新作アルバム『おかゆウタ カバーソングス3』(2023)は、タイトルどおりカヴァー集三作目。たしか二作目のことは以前書いたことがありましたね。おかゆはちょっとお気に入りの歌手です。

 

いちおう演歌界の存在として活動を続けていますが、本作には演歌というより歌謡曲、ポップスのレパーリーのほうが多いです。おかゆ自身の資質からしてもそっちのほうが似合っているようにぼくも思います。本作で演歌といえるのは7「夜空」(五木ひろし)、10「女のブルース」(藤圭子)だけ。

 

知っていた曲もはじめて聴く曲も、演歌でもポップスでも、おかゆ自身の歌いかたはストレートで、あっさりさっぱりしたもの。そのあたりいかにも新世代っぽいですね。個人的にはそういうコブシもヴィブラートも使わない第七世代的な歌唱法も支持しています。

 

もちろんコッテリした濃厚演歌の世界も好きなんですけどね。2020年代の若手はそういう歌いかたではありません。ぼくはどっちも好きですよ。そのへんのことは上で書いた「夜空」「女のブルース」あたりをオリジナルと聴き比べれば世界観の違いがよくわかります。

 

もっとも「夜空」とか「化粧」(中島みゆき)とかはロック調のエレキ・ギターをフィーチャーしたアレンジですけども。10「女のブルース」だけはおんな流しとして活動を続けてきているおかゆらしいアクースティック・ギター弾き語り。しかもライヴ収録みたいです。

 

これがアルバムの締めくくりにちょうどいいなと思っていたら、続けてもう一曲なぜか「Amazing Grace」が流れてきます。キリスト教会ふうのオルガン伴奏に乗せて、おかゆ自身が書いたという日本語詞で歌われています。ソングライターとしても活動しているので、その本領発揮といったところでしょうか。

 

(written 2024.1.16)

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